茨城県で墓じまいをお考えの際、「補助金は受けられるのだろうか」と気になっていらっしゃるのではないでしょうか。茨城県内で墓じまいに関する補助金・助成制度があるのは、水戸市のみとなっています(2025年11月時点)。水戸市では公園墓地の返還協力金制度が設けられており、条件を満たす方は70,000円から最大945,000円の協力金を受け取ることができます。(特別霊域の場合は1平方メートルあたり26,250円で計算され、区画の大きさによって金額が変動します)

しかし、日立市、つくば市、土浦市、ひたちなか市、常陸大宮市、坂東市など、その他の市町村では現在補助金制度がありません。​補助金がない場合でも、費用を抑える方法は複数あります。複数の石材店から相見積もりを取ることや、新しい供養先として合祀墓を選ぶこと、親族間で費用を分担することなどにより、墓じまいの総費用を大幅に削減することが可能です。

この記事では、茨城県内の各市町村における補助金の対応状況を詳しくお伝えするとともに、水戸市の返還協力金制度の具体的な金額や条件、申請方法について丁寧にご説明いたします。

茨城県の墓じまい補助金|水戸市の返還協力金制度について

茨城県内で墓じまいの補助金・助成制度があるのは、水戸市のみとなっています。水戸市では「返還協力金制度」として、公園墓地の使用権を返還する方に協力金を交付する仕組みを設けています。この制度は墓じまいの補助金というよりも、早急に墓地を必要とする市民への供給を目的としたもので、一定の条件を満たした方が対象です。そのため、一般的な墓じまいとは目的が異なる点にご注意ください。それでも、該当する方にとっては費用負担を軽減できる貴重な制度といえます。​

水戸市公園墓地の返還協力金でいくら受け取れる?

水戸市の返還協力金は、墓地の区画の種類と大きさによって金額が異なります。浜見台霊園の場合、第1種(12平方メートル)で294,000円、第2種(8平方メートル)で168,000円、第3種(6平方メートル)で115,500円、第4種(4平方メートル)で70,000円となっています。また、堀町公園墓地の4平方メートルでは70,000円が交付されます。特別霊域をお持ちの方は、1平方メートルあたり26,250円の計算となり、区画の大きさによっては最大で945,000円まで受け取れる場合もあります。このように、お墓の種類と広さによって協力金の額が大きく変わるため、ご自身の墓地がどの区分に該当するか確認することが大切です。​

返還協力金を受け取るための条件

水戸市の返還協力金を受け取るには、3つの条件をすべて満たす必要があります。1つ目は、使用許可日の翌年度から7年以上経過していることです。つまり、墓地を取得してから少なくとも7年以上が経っていなければなりません。2つ目は、墓地区画内に一度も納骨をしたことがないことです。この条件があるため、すでにご遺骨を納めている方は対象外となります。3つ目は、墓地管理料に未納がないことです。管理料の滞納がある場合は、協力金の交付を受けられませんので、あらかじめ支払状況を確認しておく必要があります。これらの条件は、墓地を必要としている方へ早急に供給するという制度の目的から設けられています。​

水戸市の返還協力金申請の流れ

返還協力金の申請は、必要書類を水戸市に提出することから始まります。提出する書類は、公園墓地返還申出兼協力金交付申請書、区画墓地返還届、墓地使用許可証(紛失した場合はその旨を伝える)、相手方登録申請書、そして通帳のコピーです。書類提出後、市による確認が終わると承諾通知書が送付されます。その後、承諾通知書の送付から約1か月前後で、指定した口座に協力金が振り込まれます。振込日の事前通知はありませんので、通帳で入金を確認する必要があります。手続きの流れは比較的シンプルですが、書類の準備には時間がかかる場合もあるため、余裕を持って申請することをおすすめいたします。​

茨城県の各市町村における墓じまい補助金の対応状況

水戸市以外の茨城県内の市町村では、残念ながら墓じまいに関する補助金・助成制度は設けられていません。各市の状況を個別にご説明いたします。

日立市に墓じまい補助金はある?

日立市では、現在のところ墓じまいに関する補助金制度や返還協力金制度は設けられていません。日立市で墓じまいを検討される場合は、後述する費用を抑える方法を活用することで、経済的な負担を軽減することができます。市営墓地をご利用の方も、返還時の協力金などの制度はありませんので、墓じまいにかかる費用は全額自己負担となります。

つくば市に墓じまい補助金はある?

つくば市においても、墓じまいに関する補助金制度は現在実施されていません。つくば市では改葬許可申請の手続きは行えますが、費用面での支援制度はないのが現状です。つくば市で墓じまいを進める際には、複数の石材店から見積もりを取るなど、費用削減の工夫が必要となります。​

土浦市に墓じまい補助金はある?

土浦市でも、墓じまいの補助金制度は設けられていません。土浦市で墓じまいをお考えの方は、水戸市のような返還協力金は受けられませんので、費用面での準備を十分に行う必要があります。ただし、相見積もりや新しい供養先の選び方次第で、費用を抑えることは十分に可能です。

ひたちなか市に墓じまい補助金はある?

ひたちなか市においても、墓じまいに関する補助金や助成金の制度はありません。ひたちなか市で墓じまいを検討される場合、費用負担を軽減するには、合祀墓など比較的費用を抑えられる供養先を選ぶことや、親族間での費用分担を検討することが現実的な方法となります。

常陸大宮市に墓じまい補助金はある?

常陸大宮市でも、現在墓じまいの補助金制度は実施されていません。常陸大宮市で墓じまいを進める際には、補助金に頼らない費用計画を立てる必要があります。石材店の選び方や新しい供養先の選択によって、費用を大きく抑えることができますので、慎重に検討することが大切です。

坂東市に墓じまい補助金はある?

坂東市においても、墓じまいに関する補助金制度は設けられていません。坂東市で墓じまいをお考えの方は、水戸市のような返還協力金は受けられませんが、後述する費用削減の方法を活用することで、経済的な負担を軽減することができます。複数の方法を組み合わせることで、総額を抑えられる可能性があります。

茨城県の墓じまいにかかる費用の相場

茨城県で墓じまいを行う場合、総額で30万円から300万円程度の費用がかかるのが一般的です。この費用は、お墓の大きさや立地条件、選択する新しい供養先によって大きく変動します。費用の内訳を理解しておくことで、どの部分で節約できるか見えてきますので、それぞれの項目について詳しくご説明いたします。​

墓石撤去費用の目安

墓石の撤去費用は、1~2㎡未満15万円〜30万円程度が相場となっています。お墓の面積が広いほど1平方メートルあたりの単価は割安になる傾向があります。また、墓地の立地条件も費用に影響し、重機が入れない場所や傾斜地にある墓地では、作業の難易度が上がるため費用が高くなります。複数の石材店から見積もりを取ることで、適正な価格を把握できます。​

閉眼供養のお布施相場

閉眼供養のお布施は、3万円から10万円程度が一般的な相場です。閉眼供養とは、お墓に宿っているとされる魂を抜く儀式のことで、墓じまいの前に行われる習慣があります。お布施の金額は、お寺との関係性や地域の慣習によって異なります。檀家として長くお付き合いのあるお寺であれば、事前に相談することで適切な金額を教えていただけることもあります。お布施は感謝の気持ちを表すものですので、無理のない範囲で準備することが大切です。​

離檀料として準備すべき金額

離檀料は、お寺の檀家をやめる際にお渡しする費用で、5万円から20万円程度が目安となります。ただし、離檀料は法律で定められたものではなく、あくまでこれまでのお付き合いへの感謝の気持ちとしてお渡しするものです。金額はお寺との関係性や地域の慣習によって異なりますので、事前にご住職に相談することをおすすめいたします。中には離檀料を求めないお寺もありますので、丁寧にお話し合いをすることが大切です。お墓の管理をしていただいたことへの感謝の気持ちを持って、誠実に対応することが円滑な墓じまいにつながります。

改葬許可申請など行政手続きの費用

改葬許可申請にかかる行政手続きの費用は、数百円から2,000円程度と比較的少額です。改葬許可証の発行手数料や、埋葬証明書の発行手数料などが含まれます。手続き自体は、現在のお墓がある自治体の役所で行います。必要な書類は、改葬許可申請書、埋葬証明書、新しい供養先の受入証明書などです。書類の準備には時間がかかる場合もありますので、早めに役所に問い合わせて必要書類を確認しておくとスムーズです。手続きの費用は少額ですが、書類の不備があると再提出が必要になるため、慎重に準備することが大切です。​

新しい供養先にかかる費用

新しい供養先にかかる費用は、選択する供養の形態によって大きく異なります。最も費用を抑えられる合祀墓では、3万円から30万円程度で永代供養が可能です。合祀墓は複数の方のご遺骨を一つのお墓に納める形式で、将来にわたって管理費が不要という大きなメリットがあります。一方、個別の永代供養墓を選択される場合は、50万円から150万円程度の費用がかかります。納骨堂や樹木葬など、さまざまな選択肢がありますので、ご予算やご家族のお考えに合わせて選ぶことができます。​

墓じまい補助金がない場合に費用を抑える5つの方法

茨城県内の多くの市町村では補助金制度がありませんが、工夫次第で費用を大幅に抑えることができます。ここでは、実践しやすい7つの方法をご紹介いたします。

複数の石材店から相見積もりを取る

墓石の撤去費用は石材店によって大きく異なるため、複数の事業者から見積もりを取ることをおすすめいたします。同じ作業内容でも、事業者によって10万円以上の差が出ることも珍しくありません。3社以上から見積もりを取ることで、適正な価格が見えてきます。また、見積もりの内容を比較する際には、単純に総額だけでなく、作業内容や含まれるサービスも確認することが大切です。撤去後の整地作業などの費用が含まれているかなど、細かい部分まで確認しましょう。相見積もりを取る際には、各事業者に他社からも見積もりを取っている旨を伝えることで、より競争力のある価格を提示してもらえることもあります。

新しい供養先として合祀墓を選ぶ

合祀墓を選択することで、新しい供養先にかかる費用を大きく抑えることができます。合祀墓の費用は3万円から30万円程度で、個別の永代供養墓の50万円から150万円と比べると、大幅に費用を削減できます。合祀墓は複数の方のご遺骨を一緒に納める形式ですが、永代供養料に将来の管理費も含まれているため、後々の費用負担がない点も大きなメリットです。お墓参りの際に個別にお参りすることはできませんが、故人を偲ぶ気持ちに変わりはありません。ご家族でよく話し合って、納得のいく形を選ぶことが大切です。​

親族間で費用を分担する

墓じまいは一人で負担するのではなく、親族間で費用を分担することも有効な方法です。特に、お墓に納められているご遺骨が複数のご家族に関係する場合、費用を分担することで一人あたりの負担を大きく軽減できます。費用分担について話し合う際には、誰がどのくらい負担するかを事前に明確にしておくことが、後々のトラブルを避けるために重要です。また、費用だけでなく、新しい供養先の選択や手続きの分担についても、あわせて相談しておくとスムーズに進められます。親族の中には経済的な事情を抱えている方もいるかもしれませんので、無理のない範囲で分担を考えることが大切です。

手元供養や海洋散骨も検討する

新しい供養先として、手元供養や海洋散骨を選択することで、費用を大きく抑えることができます。手元供養は、ご遺骨を自宅で保管する方法で、費用は1万円から20万円程度です。海洋散骨の場合、委託代行プランで3万円程度から利用でき、合同プランや個別プランでも10万円から40万円程度が相場となっています。これらの方法は、従来のお墓にこだわらない新しい供養の形として、近年選択される方が増えています。ただし、ご家族や親族の理解を得ることが大切ですので、事前によく話し合うことをおすすめいたします。特に手元供養の場合、将来的にどのように管理していくかも含めて検討しておく必要があります。​

両家墓として新しい形で供養する

両家墓とは、二つの家系のご遺骨を一つのお墓に納める形式です。夫婦それぞれの実家のお墓を墓じまいし、両家のご遺骨をまとめて一つの新しいお墓や永代供養墓に納めることで、二つのお墓を管理する負担と費用を削減できます。特に、両家ともに後継者がいない場合や、遠方のお墓の管理に困っている場合に有効な方法です。両家墓を選択する際には、それぞれの親族の理解と同意を得ることが重要です。伝統的な考え方を持つ方の中には抵抗を感じる方もいるかもしれませんので、丁寧に説明し、全員が納得できる形を目指すことが大切です。

墓じまい後の永代供養にかかる費用の相場

墓じまい後の新しい供養先として永代供養を選択される方が増えています。永代供養の費用は供養の形態によって大きく異なりますので、それぞれの相場をご説明いたします。

合祀墓の費用相場

合祀墓の費用相場は、3万円から30万円程度となっています。合祀墓は複数の方のご遺骨を一つのお墓に納める形式で、最も費用を抑えられる永代供養の方法です。永代供養料に将来の管理費も含まれているため、納骨後に追加で費用がかかることはありません。お墓の形態や立地、施設の充実度によって費用は変動しますが、経済的な負担を抑えながら、きちんとした形で故人を供養できる方法として多くの方に選ばれています。​

個別の永代供養墓の費用相場

個別の永代供養墓の費用相場は、50万円から150万円程度です。個別の永代供養墓では、一定期間は個別にご遺骨を安置し、その後合祀墓に移されるのが一般的な形式です。個別安置の期間は、13回忌、17回忌、33回忌など、施設によって異なります。個別でお参りできる期間があるため、合祀墓よりも費用は高くなりますが、従来のお墓に比べると管理の手間が少なく、将来的な負担も軽減できます。ご家族の考え方や予算に合わせて、個別安置の期間を選択できる施設も多くあります。​

納骨堂の費用相場

納骨堂の費用相場は、10万円〜150万円程度となっています。納骨堂は屋内の施設にご遺骨を納める形式で、天候に左右されずにお参りできるという特徴があります。ロッカー式、仏壇式、自動搬送式など、さまざまなタイプがあり、それぞれ費用も異なります。都市部では土地の価格が高いため、納骨堂を選択される方が増えています。納骨堂は比較的新しい施設が多く、バリアフリーに対応していたり、空調が整っていたりと、お参りしやすい環境が整っていることも魅力です。ただし、施設によっては年間管理費が必要な場合もありますので、契約前に確認しておくことが大切です。​

樹木葬の費用相場

樹木葬の費用相場は、5万円〜150万円程度と幅があります。樹木葬は墓石の代わりに樹木を墓標とする埋葬方法で、自然に還りたいと考える方に選ばれています。合祀型の樹木葬であれば比較的費用を抑えられ、個別型や家族型になると費用は高くなります。樹木葬は永代供養の一種で、将来にわたって管理してもらえるため、後継者がいない方でも安心です。近年人気が高まっており、自然豊かな環境で穏やかに眠れることから、終活の選択肢として注目されています。ただし、立地や施設によって費用が大きく異なりますので、複数の施設を見学して比較検討することをおすすめいたします。​

海洋散骨の費用相場

海洋散骨の費用相場は、3万円〜40万円程度となっています。委託代行プランでは3万円前後から利用でき、合同散骨プランや個別散骨プランでも比較的手頃な費用で実施できます。海洋散骨は、故人が海を愛していた場合や、自然に還りたいという想いを持っていた場合に選ばれる方法です。ただし、海洋散骨を行う際には、ご遺骨を2mm以下の粉末状にする粉骨の作業が必要となります。散骨後はお参りする場所がなくなるため、ご家族や親族の理解を十分に得てから実施することが大切です。また、散骨を行う海域や方法についても、環境に配慮した適切な方法を選ぶことが求められます。​

手元供養の費用相場

手元供養の費用相場は、1万円から20万円程度です。手元供養は、ご遺骨の一部または全部を自宅で保管する方法で、いつでも故人を身近に感じられるという特徴があります。費用の内訳としては、ご遺骨を保管するための専用の容器やミニ骨壺、手元供養用の仏壇などが含まれます。手元供養は他の供養方法と組み合わせることもでき、ご遺骨の一部を手元に残し、残りのご遺骨を永代供養墓や散骨にするという選択をされる方も増えています。ただし、将来的にご自身が亡くなった後、手元にあるご遺骨をどのように扱うかについても、あらかじめご家族と話し合っておくことが大切です。

茨城県で墓じまいを進める手順

墓じまいは複数の手続きが必要となるため、正しい順序で進めることが大切です。ここでは、茨城県で墓じまいを進める際の基本的な流れをご説明いたします。

ご家族やご親族との相談

墓じまいを始める際には、まずご家族や親族との十分な話し合いが必要です。お墓は先祖代々受け継がれてきた大切なものですので、独断で進めるとトラブルの原因となります。墓じまいを考えている理由や、新しい供養先の選択肢、費用負担の方法などについて、関係する親族全員で話し合いましょう。特に、お墓の承継者や費用を負担する方、墓じまい後の供養方法については、全員が納得できる形を目指すことが大切です。話し合いの際には、それぞれの経済状況や生活環境も考慮し、無理のない計画を立てることをおすすめいたします。

墓地管理者への相談と閉眼供養の依頼

ご家族や親族の同意が得られたら、次は墓地の管理者に相談します。お寺の墓地であればご住職に、公営墓地であれば管理事務所に、墓じまいを検討していることを伝えましょう。この際、閉眼供養の日程についても相談します。閉眼供養は、お墓に宿っているとされる魂を抜く大切な儀式です。お寺によっては、墓じまいに対して理解を示してくださる場合もあれば、檀家をやめることに難色を示される場合もあります。丁寧に事情を説明し、これまでお墓を管理していただいたことへの感謝の気持ちを伝えることが、円滑な墓じまいにつながります。離檀料についても、この時点で相談しておくとよいでしょう。

石材店から見積もりを取る

墓じまいの方針が固まったら、墓石の撤去を依頼する石材店を探します。複数の石材店から見積もりを取り、作業内容と費用を比較しましょう。見積もりには、墓石の解体・撤去費用、整地費用などが含まれているか確認することが大切です。また、見積もりを依頼する際には、墓地の場所や広さ、墓石の大きさなどの情報を正確に伝えることで、より正確な金額を提示してもらえます。石材店によっては、墓地が寺院墓地の場合、その寺院指定の石材店しか作業できないケースもありますので、事前に墓地管理者に確認しておくことをおすすめいたします。

新しい供養先を決める

墓じまい後にご遺骨をどこに納めるかを決めます。永代供養墓、納骨堂、樹木葬、海洋散骨、手元供養など、さまざまな選択肢がありますので、ご家族の考え方や予算に合わせて選びましょう。新しい供養先を決める際には、実際に現地を見学し、施設の雰囲気や管理状態を確認することをおすすめいたします。また、将来にわたってかかる費用についても確認しておくことが大切です。永代供養の場合、初期費用のみで年間管理費が不要な施設もあれば、年間管理費が必要な施設もあります。新しい供養先が決まったら、受入証明書を発行してもらいます。この証明書は、次の改葬許可申請で必要となります。

改葬許可申請の手続き

新しい供養先が決まったら、現在のお墓がある自治体の役所で改葬許可申請を行います。必要な書類は、改葬許可申請書、現在の墓地管理者が発行する埋葬(埋蔵・収蔵)証明書、新しい供養先が発行する受入証明書などです。ご遺骨が複数ある場合は、それぞれについて改葬許可証が必要となります。書類に不備があると再提出が必要になるため、役所に事前に必要書類を確認しておくとスムーズです。手続きにかかる費用は数百円から2,000円程度と少額ですが、書類の準備には時間がかかる場合もありますので、余裕を持って手続きを進めることをおすすめいたします。​

閉眼供養と墓石撤去

改葬許可証が発行されたら、閉眼供養を行います。閉眼供養では、お坊さんにお経をあげていただき、お墓に宿っているとされる魂を抜きます。閉眼供養が終わったら、ご遺骨を取り出し、墓石の撤去作業に入ります。撤去作業は石材店が行いますので、立ち会いが必要かどうかを事前に確認しておきましょう。撤去後は、墓地を更地に戻して返還するのが一般的です。この際、お墓があった場所に雑草が生えないように整地することも大切です。墓石撤去の際には、記念として墓誌の一部を残しておきたいという方もいらっしゃいますので、希望がある場合は石材店に相談してみましょう。

新しい供養先へのご納骨

取り出したご遺骨を、新しい供養先に納めます。永代供養墓や納骨堂の場合、納骨の際に簡単な法要が行われることが一般的です。海洋散骨を選択する場合は、ご遺骨を2mm以下の粉末状にする粉骨の作業が必要となります。手元供養を選択する場合は、専用の容器にご遺骨を納めます。新しい供養先での納骨が完了したら、改葬許可証を供養先に提出します。海洋散骨の場合、改葬許可申請は不要なことがほとんどです。

これで墓じまいの一連の手続きが完了となります。墓じまいは手続きが多く大変に感じられるかもしれませんが、一つひとつ丁寧に進めることで、故人を想う気持ちを大切にしながら新しい供養の形を築くことができます。

よくある質問|茨城県の墓じまい補助金について

茨城県で墓じまいを検討される方から寄せられることの多い質問にお答えいたします。

水戸市以外の市町村で今後補助金制度ができる可能性はある?

現時点では、茨城県内で水戸市以外に補助金制度を設けている市町村はありませんが、今後新たな制度が導入される可能性は十分にあります。一部の自治体では、墓地の有効活用や無縁墓の増加を防ぐため、補助金制度の導入が行われています。茨城県内でも、今後人口減少や高齢化が進むことで、墓地の需給バランスが変化し、新たな支援制度の必要性が認識される可能性があります。定期的にお住まいの市町村のホームページを確認したり、直接問い合わせたりすることで、最新の情報を得ることができます。また、市町村議会で墓じまいに関する議論が行われることもありますので、関心を持って見守ることも大切です。

水戸市の返還協力金は墓石を撤去した後でも申請できる?

水戸市の返還協力金制度では、墓石を撤去する前に申請する必要があります。すでに墓石を撤去してしまった後では、返還協力金の対象外となってしまう可能性が高いため、事前に水戸市の担当部署に相談することをおすすめいたします。また、返還協力金の交付を受けるには、使用許可日から7年以上経過していること、納骨をしたことがないこと、管理料に未納がないことという3つの条件を満たす必要があります。これらの条件を満たしているか確認してから、墓じまいの計画を進めることが大切です。不明な点がある場合は、水戸市の公園緑地課などの担当部署に直接問い合わせることで、正確な情報を得られます。​

茨城県で墓じまい費用を最も安く抑えるにはどうすればいい?

茨城県で墓じまい費用を最も安く抑えるには、複数の方法を組み合わせることが効果的です。まず、複数の石材店から相見積もりを取り、墓石撤去費用を比較しましょう。次に、新しい供養先として合祀墓を選択することで、永代供養にかかる費用を3万円から30万円程度に抑えることができます。さらに、親族間で費用を分担したり、オフシーズンに墓じまいを行ったりすることも有効です。海洋散骨や手元供養など、従来のお墓にこだわらない選択肢も検討することで、総額を大きく削減できます。これらの方法を組み合わせることで、墓じまいの総費用を30万円から50万円程度に抑えることも可能です。ただし、費用だけでなく、ご家族が納得できる供養の形を選ぶことが最も大切です。​

改葬許可申請はどこで行えばいい?

改葬許可申請は、現在のお墓がある自治体の役所で行います。茨城県内であれば、お墓がある市町村の役所に問い合わせてください。多くの場合、住民課や市民課などが窓口となっています。申請に必要な書類は、改葬許可申請書、現在の墓地管理者が発行する埋葬(埋蔵・収蔵)証明書、新しい供養先が発行する受入証明書などです。ご遺骨が複数ある場合は、それぞれについて改葬許可証が必要となりますので、何体のご遺骨があるかを事前に確認しておきましょう。手続きにかかる費用は数百円から2,000円程度と少額ですが、書類の準備には時間がかかる場合もあります。不明な点がある場合は、役所の担当窓口に直接相談することをおすすめいたします。​

墓じまいから永代供養までどのくらいの期間がかかる?

墓じまいから永代供養までの期間は、手続きの進め方やお寺との関係性によって異なりますが、一般的には3か月から5か月程度かかります。最初のご家族や親族との話し合いから始まり、墓地管理者への相談、石材店の選定、新しい供養先の決定、改葬許可申請と、複数の手続きを順番に進める必要があるためです。特に、お寺との話し合いに時間がかかる場合や、親族間で意見が分かれる場合は、さらに時間を要することもあります。また、石材店の繁忙期に依頼すると、作業日程の調整に時間がかかることもあります。余裕を持ったスケジュールを組むことで、焦らずに丁寧に手続きを進めることができます。早めに動き始めることをおすすめいたします。

遺骨供養ウーナ|茨城県の墓じまい後の供養をサポート

墓じまい後のご遺骨の供養について、遺骨供養ウーナがお手伝いいたします。遺骨供養ウーナは、仏壇・仏具メーカー法月株式会社が運営しており、全国約800の葬祭企業とのお取引実績があります。粉骨や洗骨及び散骨や納骨の豊富な経験に基づき、茨城県にお住まいの方の墓じまい後の供養をサポートいたします。

海洋散骨をお考えの場合、遺骨供養ウーナでは全国36海域での散骨に対応しております。茨城県近郊の海域での散骨も可能です。散骨に必要な粉骨の作業は、静岡本店、東京支店共に専用ブースで丁寧に行います。また、手元供養をご希望の方には、ご遺骨の一部を粉骨してミニ骨壺に納める方法もご案内できます。

遺骨供養ウーナでは、お墓じまいに関する無料相談も承っております。茨城県で墓じまいをお考えの方、補助金がなくても費用を抑えて供養したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。ご遺骨とご家族の想いを大切に、最適な供養の形をご提案させていただきます。

遺骨供養ウーナ公式サイト:https://una-kuyou.jp/

わからないことはなんでも。ウーナにご相談ください。

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