墓じまいへの参列をお願いされたとき、どのような準備をすればよいか不安に感じる方は少なくありません。墓じまいは一般的な葬儀や法要とは異なる点があり、初めて参列される方にとっては戸惑うことも多いでしょう。

この記事では、墓じまいに参列する際の服装選びから香典の準備、当日の持ち物まで、実践的なマナーを分かりやすくご説明します。施主様に失礼のないよう、また故人様への敬意を込めた参列ができるよう、具体的なポイントをお伝えしていきます。

墓じまい参列者が知っておきたい基本マナー

墓じまいに参列する際は、一般的な法要とは異なる配慮が必要です。なぜなら、墓じまいはお墓から魂を抜き、ご遺骨を新しい場所へ移すという特別な儀式であり、閉眼供養という宗教儀式を伴う場合と、ご遺骨の取り出しのみを行う場合があるためです。

参列者として大切にしたいのは、施主様のご意向を尊重し、故人様への敬意を忘れない姿勢です。そのため、事前に施主様へ当日の流れや服装について確認しておくことをおすすめします。また、墓じまいは家族や近い親族を中心とした少人数で行われることが多いため、静かで落ち着いた雰囲気の中で進められます。

墓じまいの参列時に大切にしたい心構え

参列者として大切なのは、施主様やご家族の気持ちに寄り添う姿勢です。墓じまいは、長年守ってきたお墓を手放すという大きな決断であり、ご家族にとっては複雑な想いを抱えている場合もあります。

そのため、参列する側としては温かく見守る立場で臨み、施主様の負担にならないよう配慮することが求められます。また、当日は作業の様子を静かに見守り、必要に応じてお手伝いを申し出るなど、柔軟な対応を心がけましょう。

閉眼供養がある場合とない場合の違い

墓じまいには、僧侶による閉眼供養を行うケースと、ご遺骨の取り出しのみを行うケースがあります。閉眼供養とは、お墓に宿っている魂を抜く宗教儀式であり、この儀式を行う場合は通常の法要に準じた服装や作法が求められます。

一方、閉眼供養を行わずにご遺骨の取り出しのみを実施する場合は、作業着に近い動きやすい服装で参列することもあります。このように、当日の内容によって参列者の服装や準備が大きく変わるため、事前の確認が欠かせません。施主様に「当日はどのような流れになりますか」と尋ねることで、適切な準備ができます。

参列をお願いされたときの対応方法

墓じまいへの参列をお願いされた際は、まず日程の都合を確認し、可能な限り参列する意思を伝えましょう。なぜなら、施主様は信頼できる方に立ち会っていただきたいという想いから声をかけているためです。

参列が決まったら、服装や持ち物について施主様に確認します。「当日の服装はどのようなものがよろしいでしょうか」「お供え物は必要でしょうか」といった質問をすることで、施主様のご意向に沿った準備ができます。また、お墓の場所や集合時間、駐車場の有無なども併せて確認しておくと、当日スムーズに参列できます。

墓じまい参列者の服装選び|場面に応じた装い

墓じまいの参列時における服装は、当日の内容によって大きく異なります。適切な服装を選ぶことで、故人様への敬意を表すとともに、施主様への配慮も示せます。

服装選びの基本は「施主様への事前確認」です。なぜなら、墓じまいの形式や施主様のご意向によって、求められる服装のフォーマル度が変わるためです。実際にお墓じまいに立ち会い、ご遺骨の引き取りを行っているスタッフによると、最近は私服で参列される方も増えているそうです。

そのため、当日の服装については、お寺や霊園、そしてご家族と相談して決めることをおすすめしますが、ここでは、閉眼供養を伴う場合とご遺骨の取り出しのみを行う場合に分けて、具体的な服装のポイントをお伝えします。

閉眼供養に参列する場合の服装

閉眼供養が行われる墓じまいでは、通常の法要に準じた服装が基本となります。僧侶による読経や焼香が行われるため、故人様への敬意を表す喪服または準喪服での参列が適しています。

男性は黒のフォーマルスーツに白いワイシャツ、黒のネクタイを着用します。靴と靴下も黒で統一し、時計やベルトなどの小物も控えめなデザインを選びましょう。女性は黒のワンピースやアンサンブル、またはパンツスーツを着用します。アクセサリーは一連のパールネックレスや結婚指輪程度に留め、メイクや髪型も控えめに整えることが大切です。

ご遺骨取り出しのみに立ち会う場合の服装

閉眼供養を行わず、ご遺骨の取り出し作業のみに立ち会う場合は、平服での参列が一般的です。ただし、平服といっても普段着ではなく、落ち着いた色合いの服装を選ぶ配慮が必要です。

男性はダークグレーや紺のスーツ、または黒や紺のポロシャツにチノパンなど、清潔感のある服装が適しています。女性はグレーや紺のワンピース、ブラウスとスカートの組み合わせなど、地味で動きやすい服装を選びましょう。墓地は足場が悪い場合もあるため、歩きやすい靴を選ぶことも重要です。

女性の参列時の服装と注意点

女性が墓じまいに参列する際は、服装選びに加えて細かな配慮が求められます。閉眼供養がある場合は、黒または紺、グレーのワンピースやアンサンブル、パンツスーツが基本となります。

スカート丈は膝が隠れる程度の長さを選び、肌の露出を控えます。ストッキングは黒または肌色を着用し、素足は避けましょう。また、墓地は屋外であることが多いため、季節に応じた対策も必要です。夏場は日傘や帽子、冬場はコートを準備しますが、コートは黒や紺など落ち着いた色を選びます。靴はヒールの低いパンプスが基本ですが、墓地の足場を考慮して歩きやすいものを選びましょう。

男性の参列時の服装とネクタイの色

男性の服装では、ネクタイの色選びが重要なポイントとなります。閉眼供養がある場合は黒のネクタイが基本ですが、ご遺骨の取り出しのみの場合は紺やグレーなど落ち着いた色でも構いません。

スーツは黒、紺、ダークグレーのいずれかを選び、ワイシャツは白が基本です。靴と靴下は黒で統一し、光沢のないシンプルなデザインを選びましょう。また、時計やベルトも派手なものは避け、シンプルで控えめなデザインのものを着用します。夏場でも半袖ワイシャツやカジュアルなポロシャツは避け、長袖のワイシャツにジャケットを羽織るのが無難です。

季節や天候に合わせた服装の工夫

墓じまいは屋外で行われるため、季節や天候への対策が欠かせません。夏場の暑い時期は、通気性の良い素材を選び、日傘や帽子で日差し対策をしましょう。ただし、帽子は派手な色やデザインは避け、黒や紺などシンプルなものを選びます。

冬場は防寒対策として、黒や紺のコートを準備します。ただし、閉眼供養の儀式中はコートを脱ぐのがマナーですので、中に着るスーツやワンピースで体温調節できるよう準備しておきましょう。雨天時は黒や紺の傘を持参し、派手な色や柄の傘は避けます。また、墓地は雨で足場が悪くなりやすいため、滑りにくい靴を選ぶことも大切です。

足場の悪いお墓での服装選び

墓地は舗装されていない場所も多く、砂利道や坂道、階段がある場合もあります。そのため、服装選びでは見た目のフォーマルさだけでなく、動きやすさや安全性も考慮する必要があります。

女性はヒールの低い靴を選び、できればヒールが太めのものや、歩きやすいパンプスを選びましょう。また、スカートよりもパンツスーツの方が動きやすく、作業のお手伝いをする際にも適しています。男性も滑りにくい靴底の革靴を選び、砂利道でも安定して歩けるものを準備します。事前にお墓の場所を確認し、足場の状態を把握しておくことで、より適切な服装を選べます。

墓じまい参列時の香典とお金の準備

墓じまいに参列する際、香典やお金を準備すべきかどうか迷われる方は多くいらっしゃいます。一般的な法要とは異なる点もあるため、適切な判断が必要です。

香典の必要性は、参列者の立場や墓じまいの内容によって異なります。基本的には施主様が費用を負担するため香典は不要とされていますが、親族として参列する場合や、法要と同日に行われる場合は準備することが一般的です。ここでは、具体的な状況に応じた香典の考え方をお伝えします。

参列時に香典は必要か

墓じまいにおける香典の必要性は、参列者の立場によって判断が分かれます。施主様が家族や親族のみで行う墓じまいの場合、香典は基本的に不要です。なぜなら、墓じまいは施主様が自身の判断で行う供養の形であり、参列者に金銭的な負担をかけることを想定していないためです。

ただし、一般参列者として招かれた場合や、閉眼供養という法要を伴う場合は、香典を準備することが礼儀とされています。また、施主様から「香典は不要です」と明言されていない限り、親族として参列する場合は香典を準備しておく方が無難でしょう。迷った際は、他の参列者と事前に相談して対応を統一することをおすすめします。

香典を用意する場合の金額目安

香典を準備する場合、金額は参列者と施主様との関係性や地域の慣習によって異なります。親族として参列する場合は、3,000円から1万円程度が一般的な相場です。

故人様との関係が近い場合や、施主様が兄弟姉妹などの近い関係であれば1万円、いとこなど少し離れた関係であれば3,000円から5,000円程度が目安となります。また、夫婦で参列する場合は、個別ではなく連名で1つの香典袋に包むのが一般的です。金額に迷った場合は、他の親族と相談して金額を揃えることで、施主様への配慮を示せます。

親戚として包むお金の相場

親戚として墓じまいに参列する際の香典は、故人様との関係性の深さによって調整します。叔父叔母の立場であれば5,000円から1万円、いとこやその配偶者であれば3,000円から5,000円が一般的です。

また、複数の親戚が参列する場合は、事前に金額を相談して統一することで、施主様が香典返しを準備する際の負担を軽減できます。さらに、閉眼供養と同日に新しいお墓への納骨や法要が行われる場合は、通常よりもやや多めの金額を包む配慮も考えられます。地域によって慣習が異なる場合もあるため、地元の親戚や年配の方に確認しておくと安心です。

香典袋の表書きの書き方

墓じまいの香典袋は、表書きの書き方に注意が必要です。閉眼供養を伴う墓じまいの場合は「御仏前」または「御供」と記載するのが一般的です。なぜなら、閉眼供養は仏教の儀式であり、故人様やご先祖様への供養の意味を持つためです。

表書きは薄墨ではなく、通常の濃い墨で書きます。これは、墓じまいが突然の不幸ではなく、予定された儀式であるためです。また、水引は黄白または黒白の結び切りを選び、蝶結びは避けましょう。下段には自分の名前をフルネームで記載し、夫婦連名の場合は夫の名前の左側に妻の名前を書きます。

法要と同日に行う場合の配慮

墓じまいと法要が同じ日に行われる場合は、香典の金額を調整する配慮が必要です。閉眼供養だけでなく、新しい納骨先での開眼供養や年忌法要も同日に執り行われることがあるためです。

このような場合は、通常の墓じまいよりもやや多めの金額、例えば親族であれば1万円から2万円程度を包むことが考えられます。また、香典袋は1つにまとめて「御仏前」と記載するのが一般的です。複数の儀式があるからといって香典袋を分ける必要はなく、施主様の手間を考慮して1つの香典袋にまとめる方が適切です。

墓じまい参列時の持ち物と準備

墓じまいに参列する際は、服装や香典だけでなく、持ち物の準備も大切です。適切な持ち物を準備することで、当日スムーズに参列でき、施主様への配慮も示せます。

持ち物は墓じまいの内容によって異なりますが、基本的な品は共通しています。また、お墓の場所や天候によっても必要な持ち物が変わるため、事前の確認が欠かせません。ここでは、墓じまい参列時に準備したい基本の持ち物から、状況に応じた追加の持ち物までお伝えします。

当日に持参したい基本の持ち物

墓じまいに参列する際の基本的な持ち物は、数珠、香典、ハンカチです。数珠は閉眼供養で焼香を行う際に必要となりますので、忘れずに持参しましょう。宗派によって数珠の形が異なりますが、一般的な略式数珠であれば問題ありません。

香典は前述の通り、必要に応じて準備します。ハンカチは白または黒など地味な色を選び、派手な柄やキャラクター物は避けましょう。また、墓地は屋外であることが多いため、ティッシュペーパーやウェットティッシュも持参すると便利です。さらに、飲み物や汗拭きタオルなど、季節に応じた持ち物も準備しておくと安心です。

お供え物は必要か

墓じまいにお供え物を持参するかどうかは、施主様のご意向や地域の慣習によって異なります。基本的には、施主様がお供え物を準備されている場合が多いため、参列者が個別に持参する必要はありません。
ただし、親族として参列する場合や、故人様との縁が深い場合は、お供え物を持参することで気持ちを表すこともできます。持参する際は、事前に施主様に確認し「お供え物をお持ちしてもよろしいでしょうか」と尋ねることが大切です。施主様が準備されている場合や、お供え物を辞退される場合もあるため、事前確認によって無駄や失礼を避けられます。

遺骨供養ウーナ
スタッフ

昨今では、お供えを禁止している場合や、持ち帰りを求められる場合もあります。事前にお供えの方針を確認することをおすすめします。

お供え物を選ぶ際のポイント

お供え物を持参する場合は、故人様への敬意を込めた品選びが大切です。一般的には、果物や個包装のお菓子、故人様がお好きだった食べ物などが適しています。

果物は季節の旬のものを選び、りんごやみかん、ぶどうなど日持ちのするものが無難です。お菓子は個包装されたもので、施主様やご家族で分けやすいものを選びましょう。

お供え物には熨斗をかけ、表書きは「御供」とし、名前を記載します。

避けた方がよい持ち物

墓じまいの参列時には、避けるべき持ち物もあります。まず、派手な色やデザインのバッグや小物は、故人様への敬意を欠くため避けましょう。バッグは黒や紺など地味な色のフォーマルバッグが適しています。

また、お供え物として肉や魚などの生鮮食品、においの強い食べ物は避けます。墓じまい後にお供え物を持ち帰ることが一般的であり、保存が難しいものは適していません。さらに、派手なラッピングやキャラクター物のお菓子も避け、落ち着いた包装の品を選びましょう。アクセサリーも華美なものは避け、結婚指輪やパールのネックレス程度に留めることが大切です。

墓じまい参列前の事前準備

墓じまいへの参列を成功させるには、当日までの事前準備が重要です。適切な準備をすることで、施主様への配慮を示すとともに、当日を安心して迎えられます。

事前準備の中心は施主様への確認です。なぜなら、墓じまいの形式や内容は各ご家庭によって大きく異なり、一律の対応では適切な参列ができないためです。ここでは、確認すべき具体的な項目と、準備のポイントをお伝えします。

施主様への確認事項

墓じまいへの参列が決まったら、まず施主様に当日の流れを確認しましょう。「当日は閉眼供養を行いますか」「ご遺骨の取り出しのみでしょうか」といった質問で、儀式の内容を把握します。

また、集合時間と場所、所要時間の目安も確認が必要です。墓地までの交通手段や駐車場の有無、最寄り駅からの距離なども尋ねておくと、当日の移動がスムーズになります。さらに、「服装はどのようなものがよろしいでしょうか」「香典やお供え物は必要でしょうか」と直接確認することで、施主様のご意向に沿った準備ができます。遠慮せずに確認することが、かえって施主様への配慮となります。

参列者同士での服装の相談

複数の親族や知人が参列する場合は、事前に服装を相談して統一することをおすすめします。参列者によって服装のフォーマル度が大きく異なると、場の雰囲気が乱れる可能性があるためです。

例えば、閉眼供養がある墓じまいで、ある人は喪服、別の人はカジュアルな平服では、統一感に欠けてしまいます。事前に「服装はどうされますか」と相談し、喪服で統一するのか、平服でよいのかを決めておきましょう。また、香典の金額も相談して揃えることで、施主様が香典返しを準備する際の負担を軽減できます。

当日の流れと時間配分の把握

墓じまい当日の流れを事前に把握しておくことで、余裕を持って参列できます。一般的な墓じまいの流れは、まず墓地に集合し、僧侶による閉眼供養が行われます。その後、墓石の解体作業やご遺骨の取り出しが行われ、最後に墓地の整地が完了します。

墓じまい後に会食や新しい納骨先への移動が予定されている場合もあるため、一日の予定を施主様に確認しておくことが大切です。時間に余裕を持って行動することで、落ち着いて参列できます。

よくある質問|墓じまい参列者の疑問を解消

墓じまいに参列するとき、お金は必要ですか

墓じまいに参列する際の香典については、参列者の立場によって判断が異なります。施主様の配偶者や子どもなど、墓じまいの費用を分担する立場であれば、香典ではなく費用の一部を負担する形が一般的です。

一方、親戚や知人として招かれた場合は、3,000円から1万円程度の香典を準備するのが礼儀とされています。ただし、施主様から「香典は不要です」と明言されている場合は、その意向を尊重しましょう。また、法要を伴わずご遺骨の取り出しのみを行う墓じまいでは、香典不要とされることも多くあります。迷った場合は、施主様に直接確認するか、他の参列者と相談して対応を統一することをおすすめします。

墓じまいに参列するとき、お供えは必要ですか

お供え物の必要性も、墓じまいの形式や施主様のご意向によって変わります。基本的には、施主様がお供え物を準備されている場合が多いため、参列者が個別に持参する必要はありません。

ただし、親族として参列する場合や、故人様との縁が深い場合は、お供え物を持参することで気持ちを表すこともできます。持参する際は、果物や個包装のお菓子など、施主様やご家族で分けやすいものを選びましょう。また、事前に施主様に「お供え物をお持ちしてもよろしいでしょうか」と確認することで、重複や無駄を避けられます。

墓じまいの参列者として適切な服装は何ですか

墓じまいの服装は、閉眼供養の有無によって大きく異なります。僧侶による閉眼供養が行われる場合は、通常の法要に準じた喪服または準喪服での参列が適しています。男性は黒のフォーマルスーツに白いワイシャツ、黒のネクタイ、女性は黒のワンピースやアンサンブルが基本です。

一方、閉眼供養を行わずご遺骨の取り出しのみを行う場合は、ダークグレーや紺など落ち着いた色の平服で構いません。ただし、平服といっても普段着ではなく、清潔感があり故人様への敬意を表せる服装を選びましょう。また、墓地は足場が悪い場合もあるため、歩きやすい靴を選ぶことも大切です。事前に施主様に服装を確認し、他の参列者と統一することをおすすめします。

墓じまいの費用は誰が負担するのですか

墓じまいの費用は、基本的には墓地の使用者である施主様が負担します。墓じまいには、墓石の撤去費用、閉眼供養のお布施、行政手続きの費用、墓じまい後の新しい供養先にかかる費用などが含まれ、総額で30万円~300万円と幅が生じる場合があります。

ただし、親族間で話し合い、費用を分担することもあります。特に、代々受け継いできたお墓を閉じる場合は、兄弟姉妹で費用を分け合うケースも少なくありません。参列者として招かれた立場であれば、基本的に費用負担の必要はありませんが、親族として何らかの負担を申し出たい場合は、施主様に直接相談するのがよいでしょう。また、香典という形で気持ちを表すことも一つの方法です。

数珠は持参した方がよいですか

墓じまいに数珠を持参するかどうかは、閉眼供養の有無によって判断します。僧侶による閉眼供養が行われる場合は、焼香の際に数珠を使用するため、必ず持参しましょう。

数珠は宗派によって形が異なりますが、一般的な略式数珠であれば問題ありません。自分の宗派の数珠がない場合は、略式数珠を準備するとよいでしょう。一方、閉眼供養を行わずご遺骨の取り出しのみを行う墓じまいでは、数珠は必須ではありません。ただし、故人様への想いを込めて持参することも悪いことではなく、お墓の前で静かに手を合わせる際に使用できます。

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