ご遺骨を粉骨した後、どのような入れ物に納めればよいのか迷われる方は少なくありません。粉骨後の入れ物は、手元供養として自宅に置くものから、身につけて持ち歩けるアクセサリー型まで様々な選択肢があります。

この記事では、粉骨後の入れ物の全種類とそれぞれの特徴、選び方のポイント、正しい保管方法まで、故人様への想いを大切にしながらご紹介いたします。

粉骨後の入れ物にはどんな種類がある?

粉骨されたご遺骨の入れ物は、大きく分けて自宅に安置するタイプ、身につけるタイプ、保管用タイプの3種類に分類できます。それぞれのタイプには独自の特徴があり、ご家族の生活スタイルや故人様への想いに合わせてお選びいただけます。

自宅に置く手元供養の入れ物

自宅で故人様を身近に感じながら供養したい方には、さまざまなデザインの手元供養品が用意されています。従来の骨壷のイメージとは異なり、現代の住環境に調和する優しいデザインのものが増えています。

ミニ骨壷|仏壇やお部屋に安置できる小型タイプ

ミニ骨壷は、粉骨によりコンパクトになったご遺骨を納めるための小型の骨壷です。

手のひらに収まる程度の大きさで、仏壇がある場合はもちろん、リビングやお部屋の一角にも自然に安置できます。陶器製や金属製、木製など素材も豊富で、シンプルなものからデザイン性が高いものまで選択肢が広がっています。価格帯は1万円程度から購入可能で、長期間の手元供養に適した耐久性があります。

フォトフレーム型|故人様の写真と一緒に供養

フォトフレーム型は、故人様のお写真と粉骨されたご遺骨を一緒に納められる手元供養品です。

フレームの裏側や台座部分に小さな収納スペースがあり、少量のご遺骨を納めることができます。リビングや寝室に置いても違和感がなく、写真を見ながら故人様を偲ぶことができるため、日常的にお参りしやすい形です。

オブジェ型|インテリアに調和する優しいデザイン

オブジェ型の手元供養品は、一見すると骨壷とはわからないインテリア調のデザインが特徴です。

花瓶のような形や、抽象的な造形のものなど、現代の住空間に自然に溶け込みます。来客時にも目立ちすぎることなく、ご家族のプライバシーを守りながら故人様をそばに感じられる配慮がなされています。

身につける手元供養の入れ物

いつも故人様と一緒にいたいという想いから、身につけられる手元供養品を選ばれる方も増えています。外出先でも故人様を身近に感じられる安心感があります。

ペンダント型|いつも一緒にいられる安心感

ペンダント型の手元供養品は、首からかけて身につけることができ、いつでも故人様と一緒にいるような安心感を得られます。

小さなカプセルや容器が内蔵されており、粉骨されたご遺骨のごく少量を納めることができます。デザインは、一見して手元供養品とわからないシンプルなものから、十字架やハート型など象徴的なモチーフまで多様です。価格帯は様々で素材によって金額が変わります。

粉骨の入れ物を選ぶ時のポイント

粉骨後の入れ物を選ぶ際は、ご家族の生活環境や供養のスタイル、将来的な計画を考慮することが大切です。焦って決める必要はありませんので、故人様への想いと向き合いながらゆっくりとお選びください。

仏壇の有無で選ぶ入れ物が変わる

ご自宅に仏壇がある場合は、仏壇内に納められるサイズのミニ骨壷がおすすめです。

仏壇の雰囲気に調和する落ち着いた色合いや、伝統的なデザインのものを選ばれる方が多いです。一方、仏壇がないお宅では、リビングや寝室に置いても違和感のないオブジェ型やフォトフレーム型が人気です。現代の住宅事情では仏壇を持たないご家庭も増えており、インテリアに溶け込む手元供養品の需要が高まっています。

リビングの雰囲気にも合う優しいデザインも

リビングなど家族が集まる場所に手元供養品を置かれる場合は、インテリアに調和する優しいデザインを選ぶことをおすすめします。

オブジェ型やガラス製の手元供養品は、来客時にも自然に溶け込み、ご家族のプライバシーを守りながら故人様を身近に感じることができます。また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、倒れにくい安定した形状のものを選ぶことも大切です。

いつも身につけたい方にはアクセサリー型も

常に故人様と一緒にいたいという想いが強い方には、ペンダントやお守り型などの身につけられるタイプがおすすめです。

外出先や仕事中も故人様を身近に感じられる安心感があり、大切な場面で心の支えとなります。ただし、身につけるタイプは納められるご遺骨の量が限られますので、残りのご遺骨は別の方法で供養する必要があります。

将来的な供養方法も考えて選びましょう

粉骨後のご遺骨は、すべてを一つの入れ物に納める必要はありません。たとえば、一部のご遺骨を手元供養品に納めて自宅に安置し、残りのご遺骨を海洋散骨や永代供養にするという組み合わせも可能です。

将来的な供養方法を視野に入れながら、今の段階でどのような形が良さそうかを考えることが大切です。また、ご家族で分骨して、それぞれが手元供養品を持つという選択肢もあります。

粉骨することで広がる供養の選択肢

ご遺骨を粉骨することで、さまざまな供養の形が可能になります。従来の骨壷に納めたままでは難しかった供養方法も、粉骨により実現できるようになります。

ご遺骨が小さくコンパクトに

粉骨のメリットの1つは、ご遺骨の容量が大幅に小さくなることです。

焼骨の状態では骨と骨の間に空間があるため、実際の容量よりも大きく見えます。粉骨により細かいパウダー状にすることで、ご遺骨が小さくコンパクトになります。7寸の骨壷に納められていたご遺骨は、粉骨後には5寸程度のミニ骨壷に収まることが一般的です。

小さな入れ物にも納めやすくなります

粉骨によりコンパクトになることで、小さな手元供養品にも納めやすくなります。

ペンダントやお守りなど、身につけられる小さな入れ物には、焼骨の状態では納めることができません。粉骨により細かいパウダー状になることで、わずかな量でも故人様の一部として大切に持ち歩くことが可能になります。また、複数の手元供養品に分けて納めることもできるため、供養の選択肢が広がります。

ご家族で分骨して供養することも可能に

粉骨されたご遺骨は、ご家族で分骨して供養することも容易になります。

たとえば、ご兄弟がそれぞれ少量ずつ手元供養品に納めて持つことができますし、離れて暮らすご家族それぞれが故人様を身近に感じることができます。分骨は法律的にも問題なく、むしろご家族それぞれが故人様を想う形として自然な選択です。

海洋散骨などの自然に還る供養へ

粉骨されたご遺骨は、海洋散骨など自然に還る供養にも適しています。

海洋散骨では、ご遺骨を2ミリメートル以下のパウダー状にすることが推奨されており、粉骨は散骨の前提条件となっています。また、樹木葬でも粉骨されたご遺骨を専用の袋に納めて埋葬する方法が一般的です。自然に還る供養を希望される方にとって、粉骨は必要な工程となります。

粉骨の入れ物に関する費用の目安

粉骨と入れ物にかかる費用は、選ぶサービスや手元供養品の種類により異なります。おおよその目安を知っておくことで、予算に合わせた選択ができます。

粉骨サービスの費用相場

粉骨サービスの費用相場は、1柱あたり1万円〜5万円程度が一般的です。

この費用には、ご遺骨の洗浄、乾燥、粉骨などが含まれることが多く、追加料金なしで一連の作業を行ってくれる専門会社が多いです。ご遺骨の状態により追加の洗浄が必要な場合は別途費用がかかることもありますので、事前に確認されることをおすすめします。

手元供養品の価格帯

手元供養品の価格帯は、種類や素材により幅があります。

ミニ骨壷は1万円から3万円程度、ペンダント型は2万円から5万円程度が一般的な価格帯です。ガラスやクリスタル製の芸術性の高いものは5万円を超えることもありますし、シンプルなデザインのものは1万円以下で購入できる場合もあります。ご予算と好みに合わせて、納得のいくものを選ばれることが大切です。

ペット供養の場合の入れ物選び

大切なペットのご遺骨を粉骨される場合も、人と同様に多様な入れ物の選択肢があります。ペット専用の手元供養品も充実しています。

ペット用の粉骨入れ物の種類

ペット用の手元供養品は、小型のミニ骨壷、写真と一緒に飾れるフォトフレーム型、可愛らしい形をしたオブジェ型などがあります。

ペンダント型も人気で、いつも一緒にいたいという飼い主様の想いに応えています。サイズは小型犬や猫に適した手のひらサイズのものから、大型犬にも対応できる少し大きめのものまで揃っています。

ペット専用のミニ骨壷とアクセサリー

ペット専用のミニ骨壷は、肉球のデザインや動物のシルエットが入ったものなど、ペットらしさを感じられるデザインが特徴です。

価格帯は1万円前後からで、人用のものと同等かやや手頃な価格設定が多いです。ペンダント型のアクセサリーも、犬や猫の形をしたものや、肉球モチーフのものなど、ペットへの愛情を表現できるデザインが揃っています。

よくある質問|粉骨の入れ物に関する疑問

粉骨と入れ物について、多くの方が抱かれる疑問にお答えします。初めての方でも安心して進められるよう、具体的にご説明いたします。

粉骨は自分でできますか?

粉骨はご自身で行うことも法律的には可能ですが、実際には多くの困難が伴います。

まず、ご遺骨を細かく砕く作業は体力的にも精神的にも大きな負担となります。すり鉢や乳鉢を使用しても、完全なパウダー状にするには数時間から丸一日かかることもあります。また、作業中に粉塵が舞い上がり、衛生面での配慮も必要です。散骨を予定されている場合は2ミリ以下の粒子にする必要があり、均一な細かさを実現することは難しいです。さらに、ご遺骨の状態によっては湿気を含んでいることもあり、事前の乾燥が必要になります。これらの理由から、粉骨は専門会社に依頼されることをおすすめします。

粉骨にかかる費用はいくらですか?

粉骨サービスの費用は、1柱あたり1万円〜5万円程度が一般的な相場です。

この費用には、ご遺骨の受け取りから洗浄、乾燥、粉骨などが含まれることが多いです。ご遺骨の状態により追加の洗浄が必要な場合は、別途費用がかかることもあります。また、お墓から取り出したご遺骨で土や湿気を多く含んでいる場合は、洗浄費用が追加されることがあります。サービス内容と料金は専門会社により異なりますので、事前に見積もりを取られることをおすすめします。

遺骨を自宅に置いたままで大丈夫?

ご遺骨を自宅に置いておくことは、法律的に全く問題ありません。

日本では、ご遺骨の保管場所について特に制限はなく、ご自宅で手元供養される方は年々増えています。ただし、適切な保管方法を守ることが大切です。粉骨されたご遺骨を湿気の少ない場所に保管することで、長期間良好な状態を保つことができます。また、いずれ納骨や散骨を予定されている場合でも、時期が来るまで自宅で保管されることは一般的な選択です。

粉骨した遺骨をアクセサリーに入れるのは違法ではありませんか?

粉骨されたご遺骨をペンダントなどのアクセサリーに納めることは、法律的に全く問題ありません。

日本の法律では、ご遺骨の取り扱いについて、遺棄や不適切な扱いを禁止していますが、故人様を偲ぶために身につけることは違法ではありません。むしろ、手元供養の一つの形として社会的にも認められています。ただし、アクセサリーに納められるご遺骨の量はごく少量ですので、残りのご遺骨は別の方法で供養する必要があります。

真空パックのまま保管しても問題ありませんか?

真空パックされたご遺骨は、そのまま長期保管しても全く問題ありません。

真空状態により外気との接触が遮断されているため、カビの発生を防ぎ良好な状態を保つことができます。真空パックのまま手元供養品や桐箱に納めることもできますし、散骨や納骨の時期まで保管することも可能です。

遺骨供養ウーナ|粉骨から保管用入れ物まで安心のサポート

遺骨供養ウーナでは、粉骨サービスとその後の供養方法について、丁寧にサポートさせていただいております。運営会社である法月株式会社は、創業60年以上の仏壇・仏具メーカーとして、全国約800の葬祭業界の法人様とのお取引実績があり、遺骨供養サービス全体で年間約3,000件の粉骨や洗骨、散骨や納骨の豊富な経験を持っております。

粉骨は、静岡本店、東京支店共に専用ブースで丁寧に行います。

また、手元供養品のご相談も承っており、ミニ骨壷やペンダント型など、お客様のご希望に合わせた供養の形をご提案いたします。海洋散骨をご希望の場合は、全国36海域から散骨場所をお選びいただけ、粉骨から散骨まで一貫してサポートいたします。

粉骨後の入れ物選びや保管方法について、少しでもご不安やご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。お客様の想いに寄り添いながら、故人様にふさわしい供養の形を一緒に考えさせていただきます。

遺骨供養ウーナ公式サイト:https://una-kuyou.jp/

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