2022.10.4
先月9月24日から25日にかけて、弊社のある静岡県には大雨が降りました。
12時間にわたって続いた停電のために25日は会社を休業日とせざるを得ませんでしたが、
幸い弊社社屋への直接的な被害は免れました。
しかし、同じ市内でも数万世帯の方々が断水状況となっていることを週明けから知るに至りました。
目と鼻の先に日常の生活を送ることができていない方々がいらっしゃるのに、
何事もなかったかのように過ごすことはできません。
早速27日と28日の2日間に渡り、社員の知恵を出し合いながら
会社でできる限りのお水を入れる容器を確保し、
通常は仏壇・仏具を運搬する自社トラックにお水を載せ、
断水が続いている地域の方々にお配りする活動をいたしました。
結果、2日間で約2000リットル強のお水をお渡しすることができました。
誰かが助けてくれるだろう、ではなく、困っている人が必ずどこかにいると信じて
アクションを取るちょっぴりの勇気が自分たちにあるのか、
水を運ぶ容器がないがどうしたらよいか、水をこぼさずにどうしたらトラックで運べるのか、
誰が本当に支援を必要としているのか、その方々にどうやってリーチできるのか、、、、、。
こういったことはわたしたちの普段の仕事では考えることはありません。
誰もが初めての経験だからこそ、平常時では話すことのない人たちとも積極的に意見を出し合い、
一人一人が率先して動き、人を助けるという目標に向かって一丸となり精を出す。
そして支援を差し上げた方々から多くの感謝のお言葉を頂戴する。
学ぶことがたいへん多かった時間となりました。
法月寛文