【愛知県】墓じまい補助金はある?名古屋・岡崎・一宮の制度と費用を抑える方法

愛知県で墓じまいをご検討される際に、補助金制度があるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えしますと、2025年11月現在、愛知県には墓じまいに関する補助金制度は設けられておりません。ただし、補助金がない場合でも、新しいご供養先の選び方や石材店の選定方法によって、ご負担を大きく軽減できる可能性があります。

この記事では、愛知県における墓じまいの補助金の現状をお伝えするとともに、費用の相場や具体的な節約方法、墓じまいを進める際の手順について、分かりやすくご案内いたします。

名古屋市や岡崎市、一宮市といった主要都市の状況も含め、皆様が安心して墓じまいを進められるよう、実践的な情報をお届けいたします。

墓じまい補助金は愛知県で受けられるのか|2025年最新の状況

愛知県には墓じまいの補助金制度がありません

2025年11月現在、愛知県では県レベルでの墓じまい補助金制度は実施されておりません。全国的に見ても墓じまいに対する自治体の補助金制度はまだ限られており、愛知県も現時点では導入に至っていない状況です。そのため、墓じまいにかかる費用については、基本的にご家族やご親族でご負担いただく形となります。

ただし、補助金制度がないからといって墓じまいを諦める必要はございません。後ほど詳しくご説明いたしますが、新しいご供養先の選び方や石材店の選定方法、公営墓地の返還制度の活用など、さまざまな方法でご負担を軽減することが可能です。

名古屋市・一宮市・岡崎市などの主要都市の状況

愛知県内の主要都市についても、残念ながら2025年11月時点で墓じまいに関する補助金制度は確認されておりません。名古屋市、一宮市、岡崎市、豊田市、春日井市、小牧市といった人口の多い都市においても、同様に補助金の支給は行われていないのが現状です。

各市町村の役場に問い合わせていただくことで最新の情報を確認できますが、現時点では愛知県内全域で墓じまいに特化した補助金制度が存在しないとお考えいただいて間違いありません。そのため、墓じまいを検討される際は、補助金以外の費用軽減方法に目を向けていただくことが大切になります。特に公営墓地をご利用されている場合は、墓地使用料の返還制度が利用できる可能性がありますので、墓地管理者に確認されることをおすすめいたします。

近隣の岐阜県・三重県でも補助金制度は実施されていません

愛知県に隣接する岐阜県や三重県についても、2025年11月現在、墓じまいに対する補助金制度は確認されておりません。東海地方全体として、現時点では自治体による墓じまい支援制度が整備されていない状況にあります。

全国的に見ますと、関東地方の一部自治体では補助金制度が導入されているケースもありますが、中部地方ではまだ制度化が進んでいないのが実情です。ただし、今後の社会情勢の変化や少子高齢化の進展に伴い、将来的には愛知県や近隣県でも何らかの支援制度が検討される可能性は残されています。最新の情報については、お住まいの市町村役場の市民課や生活環境課などに直接お問い合わせいただくと確実です。

墓じまい補助金制度がある全国の自治体一覧

補助金を実施している主な自治体と支給額

全国的には、一部の自治体で墓じまいに関する補助金制度が設けられています。千葉県市川市では墓地の原状回復費用に対して75,000円から440,000円の補助金が支給されており、全国でも特に手厚い支援を行っている自治体として知られています。また、群馬県太田市でも墓地の原状回復に関する費用助成が実施されているほか、東京都の一部区や大阪府の一部市町村でも同様の制度が整備されています。

ただし、これらの補助金制度には多くの場合、細かな条件が設けられています。たとえば、対象となる墓地が公営墓地に限られていたり、世帯の所得制限があったり、市内に一定期間居住していることが条件となっていたりします。また、支給額についても自治体によって大きく異なり、数万円〜20万円程度まで幅があります。そのため、補助金制度がある自治体でも、実際に利用できるかどうかは個別の状況によって変わってまいります。

自治体の支援制度には3つのタイプがある

自治体による墓じまい支援制度は、大きく分けて3つのタイプに分類できます。一つ目は「原状回復費用の助成」で、墓石の撤去や墓地を更地に戻す工事費用の一部を補助する制度です。千葉県市川市や群馬県太田市の制度がこのタイプに該当し、実際の工事費用に応じて補助金が支給されます。

二つ目は「墓地使用料の返還制度」です。これは補助金とは異なりますが、公営墓地を利用していた場合に、墓じまいを行うことで当初支払った墓地使用料の一部が返還される仕組みです。返還額や条件は自治体によって大きく異なりますが、数万円から数十万円が戻ってくるケースもあります。三つ目は「改葬支援制度」で、行政手続きの相談窓口を設けたり、手続きに必要な書類の発行手数料を減免したりする支援です。愛知県内ではいずれの制度も現時点では確認されていませんが、全国にはこのような多様な支援の形があることを知っておくと役立ちます。

愛知県で今後補助金制度が導入される可能性について

愛知県で今後、墓じまいに関する補助金制度が導入される可能性については、現時点では明確な情報はありません。ただし、全国的に少子高齢化が進み、お墓の継承者不足が社会問題となっていることから、将来的には何らかの支援策が検討される可能性は十分にあります。

実際、東京都や千葉県など首都圏の一部自治体では、住民からの要望や社会的なニーズの高まりを受けて、近年になって補助金制度を新設したケースも見られます。愛知県においても、今後の人口動態や墓地の需給状況によっては、県や市町村レベルで支援制度が議論されることも考えられます。そのため、墓じまいを検討される際は、定期的にお住まいの市町村のホームページをチェックされたり、市民課や生活環境課に問い合わせたりすることで、最新の情報を入手されることをおすすめいたします。

墓じまいにかかる費用相場|愛知県の場合

総額は30万円から300万円程度が目安です

愛知県で墓じまいを行う場合、必要となる費用の総額はおおよそ30万円から300万円程度と、かなり幅がございます。この金額の差は、お墓の大きさや立地条件、墓石の種類、新しいご供養先の選択など、さまざまな要素によって変動いたします。たとえば、1平方メートル程度の小さなお墓で、アクセスの良い平地にあり、合祀墓に納骨される場合は、比較的低い費用で行うことができる可能性があります。一方で、複数の墓石がある大きなお墓や、山の中腹にあって重機が入りにくい場所にあるお墓には追加の費用がかかる場合もあります。そのため、墓じまいを検討される際は、まず現在のお墓の状況を正確に把握し、複数の会社から見積もりを取ることが大切です。

墓じまい費用の内訳と相場

墓じまいにかかる費用は、いくつかの項目に分けて考えることができます。まず、墓石の撤去と解体にかかる費用は、1~2㎡未満15万円〜30万円程度です。次に、閉眼供養のお布施は3万円から10万円程度が一般的です。ただし、お寺との関係性や地域によって異なります。これは、お墓に宿った魂を抜く儀式で、僧侶にお願いする場合に必要となります。

お寺の墓地を利用されている場合は、離檀料として5万円から20万円程度をお渡しするケースが多く見られます。ただし、離檀料については明確な基準がないため、お寺との関係性や地域の慣習によって金額が大きく異なります。行政手続きにかかる費用は、改葬許可証の発行手数料などを含めて無料から数百円程度(自治体によっては2千円程度)と比較的少額です。最後に、新しいご供養先にかかる費用は、選択される方法によって大きく変わり、合祀墓であれば3万円から30万円程度、個別のお墓であれば平均購入価格は149.5万円となります。

費用が高くなりやすいケースとは

墓じまいの費用が高くなりやすいケースには、いくつかの共通した特徴があります。まず、お墓の立地が悪い場合です。山の中腹や通路の狭い場所にあるお墓は、重機を搬入できないため、人力での作業が必要となり、その分費用が高くなります。また、お墓までの道が狭く、トラックが入れない場合も、手運びでの搬出が必要となるため、追加費用が発生することがあります。

次に、墓石の量が多い場合や特殊な石材が使われている場合も、費用が高くなる傾向にあります。複数の墓石がある代々墓や、大きな石灯籠などの付属物が多いお墓は、それだけ撤去に時間と手間がかかります。さらに、新しいご供養先として個別のお墓を選ばれる場合や、高級な納骨堂を利用される場合も、当然ながら費用は高くなります。また、お寺との関係性によっては、離檀料が思いのほか高額になるケースもありますので、事前にしっかりと確認されることが大切です。

墓じまいの費用を抑える方法|補助金がなくても安心

新しいご供養先の選び方で大きく変わる

墓じまいの費用を抑える上で、最も大きな影響を与えるのが新しいご供養先の選択です。新しいご供養先には、合祀墓、樹木葬、納骨堂、海洋散骨、手元供養など、さまざまな選択肢がございます。それぞれの方法によって費用が大きく異なるため、ご予算やご希望に合わせて最適な方法を選ぶことで、総額を大幅に抑えることができます。

たとえば、個別のお墓を新たに建てる場合は墓石の購入費用が平均149.5万円程度かかりますが、合祀墓を選べば3万円〜30万円程度で済みます。このように、ご供養の形を見直すだけで、数十万円から数百万円もの差が生まれることがあります。大切なのは、故人様への想いを大切にしながら、ご家族の状況に合った現実的な選択をされることです。最近では、お墓を持たない形のご供養も広く受け入れられるようになっており、選択肢の幅も広がっています。

合祀墓なら3万円から30万円程度で納骨できる

合祀墓は、複数のご家族のご遺骨を一つの大きな納骨室に一緒に納める形式のお墓です。費用が最も抑えられる選択肢の一つで、3万円から30万円程度で永代供養を含めてご利用いただけます。寺院や霊園が永代にわたって管理と供養を行ってくれるため、跡継ぎがいらっしゃらない場合でも安心です。

ただし、一度合祀されたご遺骨は後から取り出すことができないため、ご家族やご親族でよく話し合われた上で決定されることが大切です。また、寺院や霊園によって費用が異なりますので、複数の施設を比較検討されることをおすすめいたします。合祀墓は管理の手間がかからず、お墓参りの頻度を気にする必要もないため、遠方にお住まいの方や高齢でお墓の管理が難しくなった方にも適した選択肢です。

海洋散骨は3万円〜40万円

海洋散骨は、故人様のご遺骨をパウダー状にして海にお還しする供養方法です。自然に還るという考え方に共感される方が増えており、近年人気が高まっています。費用は散骨の方法によって異なり、ご家族が船に乗船せずに専門会社に委託する「代行散骨」であれば3万円から10万円程度、複数のご家族で乗船される「合同散骨」であれば10万円から20万円程度、ご家族だけで船を貸し切る「貸切散骨」であれば20万円から40万円程度が相場です。

遺骨供養ウーナでは、全国36海域での海洋散骨に対応しており、北海道から沖縄まで、お好きな海域をお選びいただけます。散骨後は散骨証明書やアルバムをお渡しいたしますので、大切な思い出として残していただけます。ただし、海洋散骨を行う前には、ご遺骨をパウダー状にする粉骨が必要となります。粉骨の費用は別途1万円から5万円程度かかりますが、それを含めても比較的費用を抑えられる選択肢です。

樹木葬や納骨堂という選択肢も

樹木葬は、墓石の代わりに樹木をシンボルとして、その周辺にご遺骨を納める供養方法です。自然志向の方に人気があり、費用は5万円〜150万円程度と幅があります。埋葬方法によって費用が異なり、複数のご家族のご遺骨を一緒に埋葬する合祀型であれば5万円から20万円程度、区画ごとに納骨できる集合型であれば20万円から60万円程度、個別の区画を持つ個別型であれば50万円から150万円程度で利用できます。

納骨堂は、屋内の施設でご遺骨を保管する形式で、天候に左右されずにお参りできるのが特徴です。費用は10万円から150万円程度で、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式など、さまざまなタイプがあります。都市部では土地の価格が高いため、納骨堂は新しいお墓を建てるよりも費用を抑えられる場合が多くあります。どちらの選択肢も、ご家族の生活スタイルやご予算に合わせて検討されることで、無理のない形でのご供養が可能になります。

複数の石材店から見積もりを取りましょう

墓じまいの費用を抑えるために非常に重要なのが、複数の石材店から見積もりを取ることです。同じ作業内容でも、石材店によって提示される金額には大きな差があることが珍しくありません。

3社から見積もりを取り、作業内容と費用の内訳を詳しく確認されることをおすすめいたします。その際、単に安い業者を選ぶのではなく、作業の丁寧さや対応の良さ、実績なども総合的に判断することが大切です。また、見積もりの段階で、追加費用が発生する可能性についても確認しておくと、後になって予想外の出費に悩まされることを避けられます。霊園や墓地によっては、指定の石材店を使わなければならない場合もありますので、まずは墓地管理者に確認されることから始めましょう。

公営墓地の墓地使用料返還制度を確認する

公営墓地をご利用されている場合、墓じまいを行うことで墓地使用料の一部が返還される制度がある自治体もあります。これは補助金とは異なりますが、当初支払った使用料の一部が戻ってくるため、実質的にご負担を軽減できる仕組みです。返還額は使用期間や自治体の規定によって異なりますが、数万円から場合によっては数十万円が返還されることもあります。

愛知県内の公営墓地をご利用の場合も、この制度が適用される可能性がありますので、まずは墓地を管理している市町村の窓口に問い合わせてみることをおすすめいたします。返還の条件や手続き方法、必要な書類などは自治体によって異なるため、早めに確認されることで、スムーズに手続きを進めることができます。民間の霊園や寺院墓地では通常、このような返還制度はありませんが、契約内容によっては何らかの精算が行われる場合もありますので、こちらも合わせて確認されると良いでしょう。

墓じまいの手順と必要な期間|愛知県での進め方

全体の流れは3ヶ月から5ヶ月程度

墓じまいを始めてから完了するまでには、通常3ヶ月から5ヶ月程度の期間が必要です。具体的には、親族間の合意形成や、菩提寺のご住職・霊園管理者への事前相談に1ヶ月、埋蔵証明書や受入証明書、改葬許可証などの各種書類の取得に1ヶ月、新しい納骨先の準備に1ヶ月から3ヶ月程度を要します。特に、ご家族やご親族との話し合いに時間がかかる場合や、お寺との交渉に時間を要する場合は、さらに長期間を要することもあります。

スムーズに進めるためには、まず全体のスケジュールを把握し、各段階で何をすべきかを明確にしておくことが大切です。また、季節によっては石材店の繁忙期と重なり、工事までに待ち時間が発生することもありますので、余裕を持ったスケジュールを組まれることをおすすめいたします。特に春のお彼岸やお盆の時期は墓じまいの依頼が集中しやすいため、早めの計画が重要です。

ステップ1:ご家族・ご親族への相談と同意

墓じまいを進める最初のステップは、ご家族やご親族への相談です。お墓は複数のご家族やご親族に関わることが多く、一人で決めてしまうと後々トラブルになる可能性があります。特に、お墓の承継者だけでなく、故人様と縁の深かった方々にも事前に説明し、理解を得ておくことが大切です。

相談の際には、なぜ墓じまいを考えているのか、新しいご供養の形はどうするのか、費用はどのように負担するのかといった点を明確にお伝えすることで、合意を得やすくなります。親族の中には墓じまいに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、お墓を守り続けることの困難さや、将来的な負担について丁寧に説明することで、理解を深めていただけることが多くあります。この段階で時間をかけてしっかりと話し合うことが、後の手続きをスムーズに進めるための土台となります。

ステップ2:墓地管理者への連絡と確認

ご家族の同意が得られたら、次に墓地の管理者に墓じまいの意向を伝えます。お寺の墓地であればご住職に、公営霊園であれば管理事務所に、民間霊園であれば霊園の管理会社に連絡します。この際、墓じまいの手続きや必要な書類、費用、指定石材店の有無などについて確認することが重要です。

特にお寺の墓地の場合は、離檀についても話し合う必要があります。ご住職との関係が良好であれば、スムーズに進むことが多いですが、中には離檀料として高額な金額を求められるケースもあります。もし話し合いが難航する場合は、宗派の総本山に相談したり、司法書士や弁護士に間に入ってもらったりすることも一つの方法です。墓地管理者との関係を良好に保ちながら、必要な情報を正確に把握することが、この段階での重要なポイントです。

ステップ3:新しいご供養先を決める

墓じまいを進めるためには、ご遺骨を納める新しいご供養先を先に決めておく必要があります。これは、行政に改葬許可を申請する際に、新しいご供養先の受入証明書が必要となるためです。新しいご供養先の選択肢には、合祀墓、樹木葬、納骨堂、海洋散骨、手元供養などがあり、それぞれに特徴と費用が異なります。

ご供養先を選ぶ際は、費用だけでなく、立地やアクセスの良さ、管理体制、ご自身やご家族のライフスタイルなども考慮することが大切です。また、複数の施設を実際に見学し、雰囲気や設備を確認されることをおすすめいたします。海洋散骨をご希望の場合は、専門会社に相談し、散骨の方法や時期について打ち合わせを行います。新しいご供養先が決まったら、受入証明書を発行してもらい、次の改葬許可申請の準備を進めます。海洋散骨の場合、改葬許可申請が不要なことが多いです。

ステップ4:石材店の選定とお見積もり

新しいご供養先が決まったら、墓石の撤去を依頼する石材店を選定します。霊園や墓地によっては指定の石材店を利用しなければならない場合もありますので、まずは墓地管理者に確認することが必要です。指定がない場合は、複数の石材店から見積もりを取り、費用と作業内容を比較検討します。

見積もりを依頼する際は、お墓の面積、立地条件、アクセスの状況、墓石の量などを正確に伝えることで、より正確な金額を提示してもらえます。また、作業のスケジュールや支払い条件、追加費用が発生する可能性についても確認しておくと安心です。石材店を選ぶ際は、単に費用が安いだけでなく、実績や評判、対応の丁寧さなども総合的に判断することが大切です。信頼できる石材店を選ぶことで、作業中のトラブルを避け、安心して墓じまいを進めることができます。

ステップ5:改葬許可証の取得

墓じまいを正式に行うためには、現在お墓のある市町村から改葬許可証を取得する必要があります。改葬許可証とは、ご遺骨を別の場所に移すことを許可する公的な書類です。申請には、改葬許可申請書、現在の墓地管理者が発行する埋蔵証明書、新しいご供養先が発行する受入証明書が必要となります。ただし、海洋散骨など、供養方法によっては受入証明書が不要とされる場合があるため、事前に市区町村の役場にご確認ください

これらの書類を揃えて、現在お墓のある市町村の役場に提出すると、通常3日から1週間程度で改葬許可証が発行されます。改葬許可証はご遺骨の数だけ必要となりますので、複数のご遺骨を改葬する場合は、その数を正確に伝える必要があります。書類の名称や必要な添付資料は市町村によって若干異なることがありますので、事前に役場の窓口に確認されることをおすすめいたします。この手続きにかかる費用は数百円から2千円程度と比較的少額です。

ステップ6:閉眼供養とご遺骨の取り出し

改葬許可証が発行されたら、閉眼供養を行います。閉眼供養は「魂抜き」とも呼ばれ、お墓に宿っている魂を抜く儀式です。僧侶にお願いし、読経をしていただくのが一般的で、お布施として3万円〜10万円程度をお渡しします。宗教や宗派によって考え方が異なり、儀式を行わない場合もありますが、心の区切りとして大切な儀式と考える方も多くいらっしゃいます。

閉眼供養が終わったら、石材店の立ち会いのもと、お墓からご遺骨を取り出します。ご遺骨の状態を確認し、破損がないように丁寧に取り出すことが大切です。取り出したご遺骨は、新しいご供養先に納めるまで、ご自宅で大切に保管することもできます。この段階では、ご遺骨と向き合う大切な時間となりますので、心を込めて丁寧に進めることが重要です。

ステップ7:墓石撤去工事と墓地の返還

ご遺骨を取り出した後、石材店による墓石の撤去工事が行われます。墓石を解体し、基礎部分も含めて取り除き、墓地を更地の状態に戻します。工事には通常、数日から1週間程度かかりますが、お墓の大きさや立地条件によっては、それ以上の時間が必要になることもあります。

工事が完了したら、墓地管理者に墓地を返還します。返還の際には、きちんと更地に戻っているかを管理者に確認してもらい、問題がなければ返還完了となります。公営墓地の場合は、この時点で墓地使用料の返還手続きについても確認します。墓地によっては、返還時に立ち会いが必要な場合もありますので、事前に管理者と日程を調整しておくとスムーズです。撤去した墓石は、産業廃棄物として適切にリサイクルされますので、環境への配慮もなされています。

ステップ8:新しいご供養先への納骨

墓じまいの最後のステップは、新しいご供養先へのご遺骨の納骨です。新しいお墓に納骨する場合は、開眼供養を行い、僧侶による読経の後にご遺骨を納めます。合祀墓や納骨堂への納骨の場合も、施設によっては簡単な法要が行われることがあります。

海洋散骨を選ばれた場合は、ご遺骨をパウダー状にする粉骨を行った後、船で海域まで出て散骨を行います。手元供養を選ばれた場合は、粉骨したご遺骨の一部を専用の容器に納め、ご自宅で供養します。どのような形を選ばれても、故人様への感謝の気持ちを込めて、心を込めて納骨されることが何よりも大切です。納骨が完了すれば、墓じまいの全ての手続きが完了となります。

墓じまいで起こりやすいトラブルと対処方法

高額な離檀料を請求されるケース

お寺の墓地で墓じまいを行う際に、最も起こりやすいトラブルの一つが、高額な離檀料の請求です。離檀料とは、檀家をやめる際にお寺にお渡しする金銭のことで、法的な義務はありませんが、これまでのお世話になったお礼として支払う慣習があります。一般的には5万円から20万円程度が相場ですが、中には数百万円という高額な金額を求められるケースも報告されています。

もし話し合いで解決できない場合は、まず宗派の総本山に相談されることをおすすめいたします。多くの宗派では、檀家とお寺の間のトラブルについて相談窓口を設けており、適切なアドバイスを受けることができます。それでも解決しない場合は、司法書士や弁護士に相談することも一つの方法です。大切なのは、感情的にならず、冷静に対応することです。これまでのお寺との関係に感謝の気持ちを持ちながらも、不当な要求には毅然とした態度で臨むことが重要です。

石材店選びで後悔しないために

石材店選びで後悔されるケースも少なくありません。特に、最初に依頼した石材店の見積もりが高かったにもかかわらず、他の石材店と比較せずに契約してしまい、後になってより安い石材店を見つけて後悔される方がいらっしゃいます。また、安さだけで選んだ結果、作業が雑だったり、追加費用を請求されたりするトラブルも報告されています。

こうしたトラブルを避けるためには、必ず複数の石材店から見積もりを取り、費用だけでなく作業内容や実績、対応の丁寧さなども総合的に判断することが大切です。また、見積書の内容を詳しく確認し、どこまでが基本料金に含まれているのか、追加費用が発生する可能性はあるのかを事前に明確にしておくことも重要です。契約前には、インターネットでの口コミや評判も参考にし、信頼できる石材店を選ばれることをおすすめいたします。

ご親族間での費用負担に関するトラブル

墓じまいの費用は決して安くないため、ご親族間で誰がどれだけ負担するかについてトラブルになることがあります。特に、お墓の承継者が一人で全ての費用を負担することになり、他の親族が協力してくれないというケースは少なくありません。また、墓じまいそのものに反対する親族がいる場合、費用分担の話し合い自体が進まないこともあります。

このようなトラブルを避けるためには、墓じまいを決める前の段階で、費用負担についてもしっかりと話し合っておくことが重要です。具体的な見積もりを示し、総額がいくらになるのか、それをどのように分担するのかを明確にすることで、後々のトラブルを防ぐことができます。話し合いが難航する場合は、司法書士などの第三者に相談することも一つの方法です。費用負担の問題は感情的になりやすい部分ですが、冷静に、そして公平に話し合うことが円満な解決への道です。

指定石材店制度がある墓地の場合

霊園や墓地によっては、墓石の撤去工事を行える石材店が指定されている場合があります。これを指定石材店制度といい、特に民間霊園では多く見られます。指定石材店制度がある場合、他の石材店に依頼することができないため、費用の比較ができず、結果として高額になってしまうことがあります。

墓じまいを検討される際は、まず墓地管理者に指定石材店制度の有無を確認することが大切です。もし指定がある場合でも、契約内容によっては例外が認められることもありますので、交渉の余地があるか確認してみることをおすすめいたします。また、指定石材店の見積もりが高額だと感じた場合は、作業内容の詳細を確認し、本当に必要な作業なのかを見極めることも重要です。指定石材店制度があることを知らずに他の石材店に見積もりを依頼してしまうと、時間の無駄になってしまいますので、事前の確認が欠かせません。

墓じまい後の新しいご供養先の選択肢と費用

合祀墓・合葬墓(3万円〜30万円程度)

合祀墓は、複数のご家族のご遺骨を一つの大きな納骨室に一緒に納める形式のお墓で、費用を最も抑えられる選択肢の一つです。費用は3万円〜30万円程度で、永代供養を含めてご利用いただけます。寺院や霊園が永代にわたって管理と供養を行ってくれるため、跡継ぎがいらっしゃらない場合でも安心してご利用いただけます。

ただし、一度合祀されたご遺骨は他のご家族のご遺骨と一緒になるため、後から取り出すことはできません。そのため、ご家族やご親族でよく話し合われた上で決定されることが大切です。また、個別のお参りスペースがない場合が多いため、従来のお墓参りのような形ではなく、共同のスペースでのお参りとなります。費用を抑えながらも、きちんとした供養を続けていきたいとお考えの方に適した選択肢です。

納骨堂(10万円〜150万円程度)

納骨堂は、屋内の施設でご遺骨を保管する形式で、天候に左右されずにいつでもお参りできるのが特徴です。費用は10万円〜150万円程度で、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式など、さまざまなタイプがあります。都市部では土地の価格が高いため、納骨堂は新しいお墓を建てるよりも費用を抑えられる場合が多くあります。また、駅から近い場所にある納骨堂も多く、アクセスの良さも魅力の一つです。高齢でお墓の管理が難しくなった方や、都市部にお住まいで頻繁にお参りしたい方に適した選択肢です。

海洋散骨(3万円から40万円程度)

海洋散骨は、故人様のご遺骨をパウダー状にして海にお還しする供養方法で、自然に還るという考え方に共感される方が増えています。費用は散骨の方法によって異なり、全体では3万円から40万円程度の幅があります。ご家族が船に乗船せずに専門会社に委託する代行散骨であれば3万円から10万円程度、複数のご家族で乗船される合同散骨であれば10万円から20万円程度、ご家族だけで船を貸し切る貸切散骨であれば20万円から40万円程度が相場です。

遺骨供養ウーナでは、全国36海域での海洋散骨に対応しており、北海道から沖縄まで、お好きな海域をお選びいただけます。料金は散骨ポイントに関わらず一律の設定となっており、分かりやすい料金体系が特徴です。散骨後は、散骨証明書やアルバム、画像データをお渡しいたしますので、大切な思い出として残していただけます。海が好きだった故人様のご希望がある場合や、お墓を持たない形での供養を希望される場合に適した選択肢です。

手元供養(1万円から10万円程度)

手元供養は、ご遺骨の一部をご自宅で保管する供養方法です。専用の小さな容器やペンダント、ミニ骨壺などにご遺骨を納め、いつも故人様を身近に感じながら供養できるのが特徴です。費用は容器の種類によって異なり、手元供養品の相場は1万円から20万円程度です。シンプルなミニ骨壺であれば数千円から5万円程度、デザイン性の高いアクセサリーや貴金属を使用したものであれば数万円から20万円程度となります。

また、手元供養を行う際は、ご遺骨を粉骨する必要があります。粉骨費用は選択するサービス内容によって1万円から5万円程度と幅があり、機械粉骨は1万円から3万円、手作業粉骨は3万円から5万円が相場となっています。手元供養は、他の供養方法と組み合わせることもできます。たとえば、ご遺骨の一部を合祀墓に納め、一部を手元供養として残すという方法もあります。遺骨供養ウーナでは、現代の暮らしに合うオリジナルの手元供養品を取り揃えており、お部屋のインテリアにも馴染むデザインとなっています。故人様をいつも身近に感じたい方や、お墓参りに頻繁に行くことが難しい方に適した選択肢です。

よくある質問|墓じまい補助金と愛知県の制度について

墓じまいの補助金はいくらもらえますか?

墓じまいの補助金は、実施している自治体によって金額が大きく異なります。全国的に見ますと、千葉県市川市では墓地の原状回復費用に対して75,000円から440,000円の補助金が支給されており、これは全国でも特に手厚い支援を行っている例です。その他の自治体では、数万円から20万円程度の補助金を支給しているところが多く見られます。

ただし、愛知県では2025年11月現在、墓じまいに関する補助金制度は県レベルでも市町村レベルでも実施されておりません。そのため、愛知県にお住まいの方は、残念ながら補助金を受け取ることはできない状況です。今後、制度が新設される可能性もありますので、定期的にお住まいの市町村のホームページを確認されるか、市民課に問い合わせてみることをおすすめいたします。

名古屋で墓じまいの補助金は出ますか?

名古屋市では、2025年11月現在、墓じまいに関する補助金は支給されておりません。名古屋市役所や各区役所に確認しても、墓じまいに特化した補助金制度は存在しないのが現状です。愛知県内の他の主要都市である一宮市、岡崎市、豊田市、春日井市、小牧市なども同様に、補助金制度は実施されていません。

補助金がないからといって墓じまいを諦める必要はありません。新しいご供養先として合祀墓や海洋散骨を選ぶことで費用を大きく抑えることができますし、複数の石材店から見積もりを取ることで、工事費用を節約することも可能です。また、公営墓地をご利用の場合は、墓地使用料の返還制度が利用できる可能性もありますので、市の窓口に確認されることをおすすめいたします。

墓じまいの永代供養にかかる金額はどのくらいですか?

墓じまいをされた後、永代供養を選ばれる場合の費用は、供養の形式によって大きく異なります。最も費用を抑えられる合祀墓であれば、3万円〜30万円程度で永代供養を含めてご利用いただけます。合祀墓は、複数のご家族のご遺骨を一つの納骨室に一緒に納める形式で、寺院や霊園が永代にわたって管理と供養を行ってくれます。

個別の区画を持つ樹木葬を選ばれる場合は、50万円から150万円程度が相場です。納骨堂の場合は、タイプによって10万円〜150万円程度と幅があり、一般的な新しいお墓を建てる場合は、平均149.5万円程度が必要となります。ご予算やご希望に合わせて、最適な永代供養の形を選ばれることが大切です。複数の施設を見学し、費用だけでなく雰囲気や管理体制も確認されることをおすすめいたします。

墓じまいの費用がかからない方法はありますか?

残念ながら、墓じまいを完全に無料で行うことは困難です。墓石の撤去には必ず工事費用がかかりますし、閉眼供養や行政手続きにも費用が発生します。しかし、ご負担を最小限に抑える方法はいくつかございます。まず、新しいご供養先として合祀墓を選ぶことで、3万円から30万円程度に抑えることができます。海洋散骨の代行散骨であれば、3万円から10万円程度です。

また、公営墓地をご利用の場合は、墓地使用料の返還制度を確認することで、数万円から場合によっては数十万円が戻ってくる可能性があります。さらに、複数の石材店から見積もりを取ることで、撤去費用を相場より安く抑えられることもあります。完全に無料にはできませんが、工夫次第で総額を大きく軽減することができます。

愛知県で墓地使用料の返還制度はありますか?

愛知県内の公営墓地をご利用の場合、墓地使用料の返還制度が利用できる可能性があります。この制度は自治体によって内容が異なり、返還額や条件も様々です。返還される金額は、使用期間や当初の支払額によって計算されることが一般的で、数万円から場合によっては数十万円が戻ってくることもあります。

名古屋市や他の市町村の公営墓地を利用されている場合は、まず墓地を管理している市町村の担当窓口に問い合わせてみることをおすすめいたします。返還の条件や手続き方法、必要な書類などを確認し、早めに手続きを進めることで、スムーズに返還を受けることができます。ただし、民間霊園や寺院墓地では、通常このような返還制度はありませんので、ご注意ください。返還制度の有無や条件は、墓地によって大きく異なりますので、個別に確認されることが大切です。

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